釣り用途のレインウェア(レインスーツ)ついてあれこれ書いてみたいと思います。
いいレインウエアとは『水の侵入を防いで蒸れない』これに尽きるかと思います。
これ相反する要素なんですが両方共高次元なのが良いレイン。
最強なのがGORE‐TEX。
が、お高いですよね~w
なんでそこそこのお値段で、釣りに必要十分な性能って観点でどんなのものが良いか書いてみました。
雨の日も快適に釣りをしたいと悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
確認するべきポイントは、以下の2点ですかね~。
①素材(生地)
②縫製/裁断
お店行ったら目ぼしい商品の素材のタグを手にとって~

まずは、耐水圧、透湿性の数値をみて下さい。
表示がない場合はその場でググってくださいませ。
を数値化したもので、JIS規格に基づいた耐水圧の検査結果でございます。
すげー簡単にいうと、数値が高ければ高いほど性能が高いです。
耐水圧10000mmなら10m/1平方cmの圧力まで耐えられるんだったかな。
最強GORE-TEXで45000mm位あります。
登山とかでディティールが生死を分ける環境での使用前提なんでスペック高いですね。
予算に余裕の有る方は是非どうぞ~。
んで、日常的なところで言うと傘が250mm~500mm位。
釣りなどのアウトドアで使用するなら少なくとも10000mm~20000mm位ある方がベターかと思います。
20000mm以上あると多い日も安心!
因みに一点に集中して体重かけたりすると、
普通に10000mmとか超えちゃう状況が発生しますので、
濡れてる場所に立膝とか立肘とか(これはないか)…ご注意ください。
あと、レインウエア勘違いあるあるですが、撥水≠耐水なんで注意してください。
撥水ってあくまでも表面の加工のことです!
こちらもJIS規格に基づいた検査がありまして、数値が高ければ高いほどOK。
こちら最強GORE-TEXで13500g/m2/24hrsとのこと。
24時間で1㎡あたり13.5Lの水蒸気を排出する能力があります。
細かすぎて伝わらないですね。
結論からいうと結露とかする環境下でない限り↑の数値は不要ですw
が、湿度の高い日本!予算に余裕があればゴアもありかもですが。
まぁ釣り用なら5000g位あれば大丈夫なような。
『軽い運動時で1時間あたり約500g位の汗を排出する』とどっかに書いてありました。
磯とか登る人はもう少しよいものが良いかもですね。
メンテ状況によっては透湿性ってかなり変わってきます。
簡単にいうとちゃんと洗ってないと汚れで目が詰まるんですね。
メンテについては後述~。
製品としてクオリティがちゃんとしてるかすね~。
実際に手にとって見ないとわからん部分です。
いわゆる衣料なんで生地を縫い合わせるんですが、
縫ったところ…穴きますよね?
ここから水が入っちゃうんで大抵のレインウエアはシームシーリングってしてあります。
わかりにくいですがこの辺↓

内側からみた様子。

外側から摘んでみた。
縫い目に沿ってテープが貼ってあります。
これ、接着剤で圧着してあるんですが基本綺麗に付いてればOKです。
今どきあんまりないと思いますが…
一部にシーリングがないとか、しわしわとかあったらアカンですね。
あと、ポケットのシッパーですが最近は止水(防水)ジッパーが多いんですが、
基本そうじゃないものは水が入ってきます。
まあ大体マチとかついてて、それで防いでるんで普通に釣りしてる分には問題無いですが。
これ機能と直接は関係ないですが立体裁断してあるものがおすすめです。
実際に試着してみると立体裁断とそうじゃないので動きやすさに雲泥の差があります。
雨の日に快適に動けるって安全面から考慮しても大事かな~と。
その昔、某アウトドア有名ブランドNF社と国産スポーツメーカーM社で、
15000円クラスのレインスーツ着比べしてM社のほうが圧倒的に動きやすく…だったことが。
有名ブランドだからゼッタイ良いってことはないんですね…
あ、話ずれましたw
あと、立体裁断してあると一部に極端に圧が掛かる可能性が少なくなるので。
極端に圧がかかると耐水に問題が!ってのは前述のとおりです。
御覧ください。
http://gore-tex.jp/support/care/index.html
ゴアテックスのサイトですが、他の素材でも手入れは同じです。
撥水スプレー掛けて、あて布、低温アイロンかけるとだいぶ撥水性は回復しますね。
※撥水スプレーは屋外でやらないと命の危険が! 高温アイロンかけるとシームシール剥がれるよw
・縫製は目視、裁断は実際に着用して確認する。
・雨の日もがっつり釣り行く人なら、耐水圧10000~20000mm、透湿性5000gくらいあったほうが良い。
・立体裁断動きやすし。
・お手入れはちゃんとする。つか、しないと初期性能から著しく劣ることに。
自分が使用した感じでは釣りブランドではないですがMizunoはかなり良かったです。
ベルグテックEXとか、かなりスペック高い。
この値段で耐水圧約30,000mm、透湿性約16,000g/m2/24hとかマジ神!
レインとしてはあまり人気のないブランドなのか時期によってセール品も結構でますね。
釣具メーカーとか耐水10000mmとかでこれ以上の値段とか、あ!ゲフンゲフン。
コスパ的にはモンベルのハイドロブリーズ↓とかも。
うむ、上下同色が昭和を思い起こさせますね。
コロンビアもコスパよさそうです。
オムにテックも耐水圧20000㎜あるとか。
モンベルはGORE‐TEXもかなりお買い得。
※ジャケット・パンツ別売なんでジャケットの値段だけみてヒャッハーしないようご注意ください。
こちらは他に良い物があれば随時追加してきます(゚∀゚)アヒャ
雨の日に釣行される場合はくれぐれも安全に注意してください。
いいレインウエアとは『水の侵入を防いで蒸れない』これに尽きるかと思います。
これ相反する要素なんですが両方共高次元なのが良いレイン。
最強なのがGORE‐TEX。
が、お高いですよね~w
なんでそこそこのお値段で、釣りに必要十分な性能って観点でどんなのものが良いか書いてみました。
雨の日も快適に釣りをしたいと悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
【購入編】
では早速ですが~、店頭で商品を手にした時に何処を見れば良いのかについてから。確認するべきポイントは、以下の2点ですかね~。
①素材(生地)
②縫製/裁断
■素材について
素材は水を防ぐ性能に直結します。お店行ったら目ぼしい商品の素材のタグを手にとって~

まずは、耐水圧、透湿性の数値をみて下さい。
表示がない場合はその場でググってくださいませ。
・耐水圧とは
生地が水に対してどのくらいの圧力に耐えられるか、染みてこないか?というのをを数値化したもので、JIS規格に基づいた耐水圧の検査結果でございます。
すげー簡単にいうと、数値が高ければ高いほど性能が高いです。
耐水圧10000mmなら10m/1平方cmの圧力まで耐えられるんだったかな。
最強GORE-TEXで45000mm位あります。
登山とかでディティールが生死を分ける環境での使用前提なんでスペック高いですね。
予算に余裕の有る方は是非どうぞ~。
んで、日常的なところで言うと傘が250mm~500mm位。
釣りなどのアウトドアで使用するなら少なくとも10000mm~20000mm位ある方がベターかと思います。
20000mm以上あると多い日も安心!
因みに一点に集中して体重かけたりすると、
普通に10000mmとか超えちゃう状況が発生しますので、
濡れてる場所に立膝とか立肘とか(これはないか)…ご注意ください。
あと、レインウエア勘違いあるあるですが、撥水≠耐水なんで注意してください。
撥水ってあくまでも表面の加工のことです!
・透湿性とは
簡単にいうと蒸れにくさの指標です~。こちらもJIS規格に基づいた検査がありまして、数値が高ければ高いほどOK。
こちら最強GORE-TEXで13500g/m2/24hrsとのこと。
24時間で1㎡あたり13.5Lの水蒸気を排出する能力があります。
細かすぎて伝わらないですね。
結論からいうと結露とかする環境下でない限り↑の数値は不要ですw
が、湿度の高い日本!予算に余裕があればゴアもありかもですが。
まぁ釣り用なら5000g位あれば大丈夫なような。
『軽い運動時で1時間あたり約500g位の汗を排出する』とどっかに書いてありました。
磯とか登る人はもう少しよいものが良いかもですね。
メンテ状況によっては透湿性ってかなり変わってきます。
簡単にいうとちゃんと洗ってないと汚れで目が詰まるんですね。
メンテについては後述~。
■縫製/裁断
素材をちゃんと性能発揮するように加工してあるかどうか、製品としてクオリティがちゃんとしてるかすね~。
実際に手にとって見ないとわからん部分です。
・縫製について
レインウエアならではの縫製部分で見るべき点がありますして~いわゆる衣料なんで生地を縫い合わせるんですが、
縫ったところ…穴きますよね?
ここから水が入っちゃうんで大抵のレインウエアはシームシーリングってしてあります。
わかりにくいですがこの辺↓

内側からみた様子。

外側から摘んでみた。
縫い目に沿ってテープが貼ってあります。
これ、接着剤で圧着してあるんですが基本綺麗に付いてればOKです。
今どきあんまりないと思いますが…
一部にシーリングがないとか、しわしわとかあったらアカンですね。
あと、ポケットのシッパーですが最近は止水(防水)ジッパーが多いんですが、
基本そうじゃないものは水が入ってきます。
まあ大体マチとかついてて、それで防いでるんで普通に釣りしてる分には問題無いですが。
・裁断について
で、裁断。これ機能と直接は関係ないですが立体裁断してあるものがおすすめです。
実際に試着してみると立体裁断とそうじゃないので動きやすさに雲泥の差があります。
雨の日に快適に動けるって安全面から考慮しても大事かな~と。
その昔、某アウトドア有名ブランドNF社と国産スポーツメーカーM社で、
15000円クラスのレインスーツ着比べしてM社のほうが圧倒的に動きやすく…だったことが。
有名ブランドだからゼッタイ良いってことはないんですね…
あ、話ずれましたw
あと、立体裁断してあると一部に極端に圧が掛かる可能性が少なくなるので。
極端に圧がかかると耐水に問題が!ってのは前述のとおりです。
【メンテナンス編】
■レインウエアのお手入れについて
あれこれ書こうと思いましたが、↓にすごくまとまってましたので御覧ください。
http://gore-tex.jp/support/care/index.html
ゴアテックスのサイトですが、他の素材でも手入れは同じです。
撥水スプレー掛けて、あて布、低温アイロンかけるとだいぶ撥水性は回復しますね。
※撥水スプレーは屋外でやらないと命の危険が! 高温アイロンかけるとシームシール剥がれるよw
【まとめ】
・購入の際はタグをみて素材をちゃんと確認する。・縫製は目視、裁断は実際に着用して確認する。
・雨の日もがっつり釣り行く人なら、耐水圧10000~20000mm、透湿性5000gくらいあったほうが良い。
・立体裁断動きやすし。
・お手入れはちゃんとする。つか、しないと初期性能から著しく劣ることに。
【おすすめ】
コスパ重視!値段的にそれなりで中々良いかなと思うものをば。自分が使用した感じでは釣りブランドではないですがMizunoはかなり良かったです。
ベルグテックEXとか、かなりスペック高い。
この値段で耐水圧約30,000mm、透湿性約16,000g/m2/24hとかマジ神!
レインとしてはあまり人気のないブランドなのか時期によってセール品も結構でますね。
釣具メーカーとか耐水10000mmとかでこれ以上の値段とか、あ!ゲフンゲフン。
コスパ的にはモンベルのハイドロブリーズ↓とかも。
うむ、上下同色が昭和を思い起こさせますね。
コロンビアもコスパよさそうです。
オムにテックも耐水圧20000㎜あるとか。
モンベルはGORE‐TEXもかなりお買い得。
※ジャケット・パンツ別売なんでジャケットの値段だけみてヒャッハーしないようご注意ください。
こちらは他に良い物があれば随時追加してきます(゚∀゚)アヒャ
雨の日に釣行される場合はくれぐれも安全に注意してください。
まとめ 釣りに使うレインウェアまとめ ※コスパ重視で!
Reviewed by TJA_11
on
10/05/2014
Rating:

お疲れ様です♪
返信削除たいへん参考になります♪
CLB社のパッカブル上下着てますが
値段も¥16000くらいはしたかな?
だいぶ染むようになってきました(笑)
ミズノ安っし~♪
検討しまっす!!
▽アツシ43 さん
返信削除毎度です( ´ ▽ ` )ノ
流石!雨でもガッツリ行く派ですな。
ミズノはチョイサイズ小さめなんで、もし買われる際には1サイズ上が良いかもですー。
お役に立てれば嬉しいです(^_^)
今朝30分だけあのピンやるか?なんて考えましたが(笑)さすがにあの雨は萎えてしまい、
返信削除仕事早めに行くコトを優先しますた(爆)
基本雨はワクワクしますが程度によりますw
▽アツシ43 さん
返信削除先ほどはお疲れ様でした(^O^)
今回の雨は強烈でしたね~。
それでもワクワクしちゃうのは、やはり変態では(゚∀゚)
一回雨で釣れるのがわかると…行っちゃいますよねw